抜歯せずに歯の根を残す根管治療
重症化した虫歯では、歯の大部分が溶かされて、抜歯せざるを得ないことがあります。抜歯して歯を失うと歯並びがガタガタに乱れる可能性が高くなるので、できれば避けたいものです。しかし、歯の根っこが残っているなら、歯の内部を治療することで根っこを残すこともできます。それが根管治療です。根管治療は再発しないよう精密な治療が求められます。
東京都小金井市の歯医者「小金井歯科クリニック」は、JR武蔵小金井駅から徒歩すぐの歯科医院です。当院ではできるだけ患者様本人の歯を残せるよう、丁寧で精密な根管治療を行っています。歯に痛みがあるほどの虫歯は、お早めにご相談ください。
根管治療とは？
根管治療は、虫歯になっている歯の内部から汚染された歯質や歯髄を取り除き、内部を消毒し、薬剤を詰めて密封する治療法です。最終的には、被せ物を装着して、歯の機能を補います。歯の内部を通る根管は非常に細く入り組んでいるため、歯の内部に細菌が残るようなことがあると、中で再発することがあり、丁寧に治療を進める必要があります。
根管治療が必要なのはどんな状態？
次のような症状があるなら、根管治療の必要性があるほど虫歯が進行している可能性があります。
- 何もしていないのに歯が痛む
- 咬み合わせたときに歯が痛い
- 温かいものを口にしても歯が痛い・しみる
- 歯ぐきに腫れがあり、指で押すと痛い
根管治療を行うかどうかは、歯科医師の診断が必要です。虫歯の症状があるなら、自己診断ではなく、お早めに当院へご相談ください。
根管治療の流れ
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| STEP1.除去 | STEP2.消毒 | STEP3.充填 | STEP4.装着 |
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| 歯の内部から汚染された歯質や歯髄をしっかり取り除きます。 除去後は根管内部の深さを測ります。 |
根管内部をしっかり消毒し、無菌化します。 | 根管内部に薬剤を充填し、密封します。 | 歯の内部で被せ物を支える土台（芯）を形成し、被せ物を装着します。 |
根管治療は最後まで根気よく通院を
根管治療は手順ごとにしっかり確認しながら進めていくため通院回数も多くなり、時間的・費用的にも患者様の負担が大きい治療法です。治療の途中で痛みがなくなったからといって、勝手に治療を中断されてしまう患者様がたまにいますが、そうなると、お口の中で虫歯が悪化・進行し、歯を失ってしまうほどの状況に陥ってしまうことがあります。根管治療は根気よく最後まで通院し、しっかり治療しましょう。
